3.遺伝子のスイッチを入れる (1)欠けているのは長期のファイナンス - これまでの流れとは非連続な動きを事業化(非営利を含む)する仕組み。 今、時代が求めているのは、たぶんそのことだ。狭い意味での縦割り排除だけでなく、地球環境や物価を巡る常識の転覆も含めた、非連続な変化への渇望だ。 そして、案外、それが時間のかかる、積み上げ型の努力を必要とする話だと言うことも、おそらく、時代の気分として理解されている。新しいモノは、一見無駄なモノを、ある必然性によって束ねて始めて、「進化」につながるようなところがある。一見無駄な回り道をして始めて、見えるパスもある。そんな気分もまた、既に共有されている感じがする。 しかし、どうしても足りないモノが一つだけある。それは、長期のファイナンスだ。彼らがどんなに地道にパスを見いだしたとしても、新しい変化の方向性を支持する勢力を作り上げたとしても、先立つ金がなけれ
経済成長を信じるか、信じないか。最近は、エネルギー政策における経済成長率の前提の議論一つとっても、意見の対立が激しい。成長ということにリアリテイを感じる世代・グループと、そこに忌避感や反感すら覚える世代・グループとの断絶は、近年、ますます激しくなっているのではないだろうか。 本来、こうした違和感は解消可能なはずだ。僕はそう思う。けれども、単純化された「成長神話」に対する本能的な違和感は相当根強い。その違和感の原因は何なのか、ちょっと考えてみた。 1.ノマド 広がる 一昨年、佐々木俊尚さんが「仕事するのにオフィスはいらない」という本を書かれた。ここらあたりがスタートだろうか。「ノマド」というコンセプトの普及。最近は、すっかり一つのキーワードとして定着しつつある感じがする。 本書は、オフィスを持たずに情報武装することによって、強く働き続ける個人。そうした「初期ノマド」を、数多く紹介している。こ
マスタ タイトルの書式設定 • マスタ テキストの書式設定 • 第 2 レベル • 第 3 レベル • 第 4 レベル • 第 5 レベル 1 1当資料のAmebaメディア、ならびにAmebaメディア内で開設されるブログに関する情報の著作権は、株式会社サイバーエージェントに帰属します。 当該データの一部、あるいは全てにおいて、文書による許諾を得ずに、いかなる方法においても無断で複写、複製することは禁じられております。 株式会社サイバーエージェント アメーバ事業本部 TEL:03-5459-0513 FAX:03-5459-1880 適用期間:2011年12月27日∼ 2012年3月26日掲載分迄 【決定アドレス】 ameba@cyberagent.co.jp 【入稿アドレス】 ameba-ad@cyberagent.co.jp 【問い合わせ・掲載可否】 ameba-kahi@cybera
2012年は自分の中で、これからの30年を生きる最初の年としています。 尊敬する中島明さんも新年のブログでそのようなことを書かれていたので、ここで一度30年後の世界がどのようになるのかまとめてみたい。 これから30年の7つのメガトレンド 1.加速する人口増加-2050年に人口90億人に- 2.枯渇する自然資源 -現在の生活スタイルを続けるには地球2個分の資源が必要- 3.高齢化する社会 4.リアルとネットの融合 -不可欠なインターネット- 5.個人、市民、NPOの台頭 –Power to the people, power of the crowd- 6.変わる組織 ピラミッドからネットワーク型へ 7.Happyが中心の産業の進化 –マーケットの成熟とサービスの進化- 7つのメガトレンドとして、最初の3つは信頼できるソースの予測を元に、後の4つは書籍や自分の経験からまとめていきます。最初の
今日の横浜北部は朝から雨です。しかもけっこう土砂降り。私も体調がすぐれないので家でゆっくりしております。 さて、地政学や戦略とは全く関係ないかもしれませんが、みなさんの職場の環境づくりにヒントになるような論考がありましたのでそのご紹介を。 ちなみに私のような個人業者(?)にとっては非常によくわかる話です。 ==== 「新グループシンク」の台頭 By スーザン・ケイン ●「孤独」というのは時代遅れである。 ●アメリカでは「新グループシンク」(New Group Think)というべきものが大流行中である。これは「グループや集団でどんどん働きましょう」という考え方だ。 ●この典型的なのが、「オフィスの壁を取り払って、アイディアを交換しながら、創造的に働く」という最近の職場環境の風潮だ。 ●ところがこのような風潮には大きな問題がある。なぜなら最近の心理学の調査研究では、人間というのはプライバシー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く