今、私が没頭していることの一つに、付帯施設を備えた複合型スマートスタジアムの今治市(愛媛県)での建設計画がある。少子高齢化や人口減社会など、何かと暗い話題に縁取られがちな地方都市の未来を明るく照らすものとして、スポーツを街づくり全体の軸に据えたらどうか、その活動の拠点に、いまだかつて日本にはなかった複合型スタジアムを持ってきたらどうか。そんな大望を実現させるための方途を必死になって探している。
![複合型スタジアムへどんどん膨らむ「妄想」 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/beca191350bb11e6e85ab06a8723ec66007c64f1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXMZO9493715009122015000005-5.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3D5344cfb8ccf773bb9e3362f1a7d2b89c)
今、私が没頭していることの一つに、付帯施設を備えた複合型スマートスタジアムの今治市(愛媛県)での建設計画がある。少子高齢化や人口減社会など、何かと暗い話題に縁取られがちな地方都市の未来を明るく照らすものとして、スポーツを街づくり全体の軸に据えたらどうか、その活動の拠点に、いまだかつて日本にはなかった複合型スタジアムを持ってきたらどうか。そんな大望を実現させるための方途を必死になって探している。
スタジアム建設予定地の近くにある商業施設でファンと交流するFC今治の選手たち。今季は首位を独走中 【宇都宮徹壱】 「ここに5000人収容のスタジアムが建つんですよ」──2月19日、FC今治の方針発表会が行われたあと、スタジアムの建設予定地を見渡しながら岡田武史オーナーはそう語った。あれから5カ月。再び建設予定地を訪れてみると、スタジアムの輪郭はもとより土台さえも見当たらず、いささかの落胆を禁じ得なかった。そんな私の表情を察したのだろう。同行してくれた今治.夢スポーツの矢野将文社長は、ここまでの作業がいかに大変なものだったのか、実感を込めて説明してくれた。 「以前、来ていただいた時には、周囲には木がたくさん残っていたと思います。伐採後に根をユンボ(油圧ショベル)で引き抜くのは、とても骨が折れる作業なんですね。ですから『ようやくここまで来たか』というのが、私の率直な感想です」 岡田オーナーの「
現在、今治という街は最先端の挑戦であふれている。2014年に岡田武史氏がFC今治のオーナーに就任。新たな指導方法論「岡田メソッド」の開発といったサッカーの取り組みだけでなく、ITを駆使したスマートスタジアム、健康とスポーツが一体化した街づくりなど、地方創生の点からも大きな注目が集まる。 しかし、FC今治が所属する四国リーグは、日本サッカーの5部にすぎない。J1・J2・J3・JFLのさらに下だ。国を背負って立つ元日本代表監督という経歴を持つ岡田武史氏が、なぜ、今治の地を選んだのか。また、今治発でどんなイノベーションを起こそうとしているのか。壮大な計画の現在地を聞いた。 「岡田メソッド」とは? ――岡田武史さんはFC今治のオーナーとして、既存のモデルにとらわれないやり方でクラブを創り上げようとしています。データやITも活用するということですが、その取り組みはどれくらい進んでいますか? 岡田
四国は愛媛県今治市。かつてサッカー日本代表として世界で戦い、監督としても2度ワールドカップで日本代表を率いたサッカー界の重鎮・岡田武史氏が、新たな挑戦の舞台に選んだ地だ。2014年11月、岡田氏は四国サッカーリーグのクラブ「FC今治」の運営会社「今治.夢スポーツ」の株式の51%を取得し、監督ではなく、オーナー経営者に就任した。同クラブはJ1、J2、J3リーグの更に下のJFLにも名を連ねない。 無名の地方クラブをあえて選び、チームの強化と昇格を目指すとともに、日本のサッカーを変え、地方を活性化しようとしている岡田氏。経営者として、行政、メディア、スポンサー企業とも向き合いながら1年半を過ごしてきた。 今、岡田氏にこそ、社会・企業とスポーツの新たな関係について聞きたい。2020年に東京オリンピック・パラリンピックを迎える日本。スポーツの社会的価値、文化的価値をどのように捉え、日本の未来づくりに
今年から私がオーナー兼社長を務めるFC今治の新体制発表記者会見を23日に愛媛県今治市で行った。おかげさまをもちまして、スタッフには素晴らしい人材が集まってくれ、スポンサー集めの方も順調に進んでいる。チームも4月6日の四国リーグの開幕に向けて練習に取り組んでくれている。■アジア杯で見えた日本代表の懸念材料FC今治の話をする前に、時節柄、1月のアジアカップ準々決勝でアラブ首長国連邦(UAE)にPK
明治安田J3リーグ 順位表 順位チーム名 勝点 1大宮アルディージャ 24 2アスルクラロ沼津 20 3FC今治 20 4FC大阪 19 5FC岐阜 18 2024/04/21更新
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