ワールドカップに出場した選手が ずっと順風満帆なサッカー人生を歩んだわけではない 2部リーグからキャリアをスタートし すぐJリーグには入れなかった そんな中で子どものころからの夢だった ワールドカップ出場を名良橋晃は諦めなかった ワールドカップの思い出もあるが 代表に入るためにはどうするか迷ったときが忘れられないという まだ移籍が後ろ指をさされていた時代に そこまで自分を育ててくれた恩のあるチームを あえて自分から出て行ったときの心境と その後の代表を巡る苦しい思いとともに聞いた もともとは左サイドバックだった 現役時代で今でも忘れられないのは、日本代表に入るか入らないか、外れたけどどうすれば復帰できるだろうかって考えてたときのことですね。 最初は1996年のシーズンですね。ベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)でプレーしてたんですけど。あのシーズンというのは、自分の中で葛藤がありました。