新型コロナウイルスの「第7波」の爆発的な拡大で、新規感染者数が連日過去最多を更新しています。 感染拡大の主流になっているオミクロン株の1つ、BA.5。感染してから症状が出るまでの潜伏期間について調べたところ、平均は2.4日で、ことし初めに拡大したオミクロン株の「BA.1」より半日短かったとする結果を茨城県の保健所がまとめました。 東京都が行っている7月18日までの1週間の変異ウイルスのスクリーニング検査で、オミクロン株の中でより感染力が高いとされる「BA.5」の疑いがあるウイルスが83.3%を占め、いっそう、置き換わりが進んでいることが報告されました。 また、「BA.5」の広がりを国立感染症研究所で推定したところ、すでに全国でほぼ置き換わったとみられるとしています。 潜伏期間は? 茨城県潮来保健所が、「BA.5」への置き換わりが進んだ7月4日からの3週間に発症した患者を対象に調査を行いまし
マスクは新型コロナウイルスを防げるのか。東京大学の教授らが実際に新型コロナウイルスを使って実験し、マスクに防御効果があることを証明したと発表しました。 東大の河岡義裕教授と植木紘史特任助教らは布マスクと不織布のマスク、医療現場でもよく使われるN95マスクの3種類のマスクをつけたマネキンに新型コロナウイルスを吹きかける実験をしました。その結果、ウイルス吸い込む量はマスクなしの場合に比べて布マスクでは60%から80%、N95マスクでは10%から20%まで抑えられたということです。マスクをつけることでウイルスを吐き出す量が減ることも分かりました。このことから、マスクには一定程度の防御効果があるとしています。実際に新型コロナウイルスを使ってマスクの効果を調べたのは世界初だということです。
齊藤誠(名古屋大学大学院経済学研究科教授) 日本銀行が“異次元”金融緩和に踏み出して9年半。齊藤誠・名古屋大学教授は、予想に反して持ちこたえる現状とその先を捉えようと、あえて標準理論の前提を外して分析した。壮大な実験的政策の帰結をもとに、日本から経済学をどうアップデートできるのか。>>これまでの「異次元緩和を問う」はこちら 齊藤 「こんな政策をやったら、大変なことになる」。そう思い始めたのは異次元金融緩和のはるか前、1990年代末にゼロ金利政策が始まった頃だった。「いずれ物価や長期金利がはね上がり、経済体系が混乱するのは当然」と経済学者としての常識と直感から発言していた。 しかし四半世紀、金利が低いなかで物価が安定した状態が続いてきた。政府債務が膨らんだのに、財政学者が唱える財政破綻の気配もない。僕のようなスタンスはオオカミ少年になってしまった。 「ちょっと待てよ」と思ったのは2014、1
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