イージス艦や大型上陸艦(LPX)といった海軍機動艦隊の前進基地的な役割をする釜山作戦基地16万坪(約53ヘクタール)が15日、竣工する。 釜山市龍湖洞で2000年末に起工してから5年6カ月で完工した同基地の建設には5000億ウォン(約600億円)以上が投入された。7000トン級イージス駆逐艦(KDXⅢ)をはじめ、約30隻の艦艇を同時に係留する能力を持っている。韓国海軍戦力の中枢となる機動艦隊の前進基地ということで大きな意味がある。機動艦隊はイージス駆逐艦のほか、1万4000トン級の大型上陸艦(LPX)や韓国型駆逐艦(KDXⅡ)からなり、マラッカ海峡など南方海域の海上交通路保護に大きな役割を果たすものとみられる。 従来の第3艦隊の固有任務となっている済州島・慶尚道・全羅道海域防衛や釜山・蔚山・済州港をはじめとする主要港湾の防護的な役割も行う。釜山作戦基地は有事の際、韓米連合作戦能力の向上