旧ソ連時代を含めてロシアのすべての有人宇宙船の打ち上げに使われているバイコヌール宇宙基地は、今年で生誕60周年を迎えました。そのバイコヌール宇宙基地の片隅に、ロシアの宇宙開発の歴史に埋もれた幻の有人宇宙船「ブラン」が眠る施設がひっそりと存在しています。 Записки пиццеежки - В спальне бога http://ralphmirebs.livejournal.com/219949.html バイコヌール宇宙基地はアラル海の東に位置するカザフスタン・チュラタムにあります。そのバイコヌール宇宙基地の広大な敷地内にある最大の施設「Prikampromproekt」。 高さは62メートル、全長132メートルのPrikampromproektは、他の建物と比べても圧倒的な大きさです。 内部はこんな感じ。 なぜこんなに大きいのかというと、オービタ「ブラン」を保管しているから。
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