2008/11/19:誤解を招く部分があったようなので、記事の構成を少し変更しました。 「BL」の選定基準も曖昧で、もはや個人の価値観による「悪書排斥」でしかない側面が見えてきた図書館BL問題。 個人の価値観で「悪書排斥」を求める市民も市民だし、それに従ったとしか思えない措置を取ってしまった図書館(とその背後にある行政)にも当然問題がある。 とはいえ、匿名市民と図書館をバッシングするばかりでは仕方ない。 もう一つの問題は、「市民の声」を行き過ぎとは感じながらも「なら排除されても仕方ないな」とか、「なんて排除されて当然、むしろ排除しろ」と思う人が多くいたことで、このことが根本の問題に触れるのを難しくしたように思う。しかも、このような声は男性側からだけでなく、腐女子内部からもあった。 では、根本の問題は何か?といえば、「特定の図書を排除する」ということだ。 例えば、 私は一般にミステリーなどと