バイオプラスチック普及へ協議会 企業や消費者団体 2007年02月20日 トウモロコシなどからつくるバイオプラスチックの普及をめざす企業や消費者団体が「日本バイオプラスチック協議会」を設け、21日に東京都内で初会合を開く。化学メーカーや、三井物産やソニーなどの大手企業、全国農業協同組合連合会(JA全農)、主婦連合会などが参加する予定。バイオプラスチック製品の共同開発や利用促進策を検討し、地球温暖化防止につなげる考えだ。 バイオプラスチックは石油系に比べ価格が高く、年1400万トン程度の国内プラスチック需要のうちバイオ系は同2万〜3万トンにとどまる。協議会はスーパー大手や消費者団体などの協力を得て、同3万トン生産されているとされるプラスチック製卵パックを石油系からバイオ系に全面的に切り替えていく考えだ。 農林水産省は、協議会でバイオプラスチックを使ったパソコンや家電製品、自動車の内装材の共同