日本代表は15日、札幌ドームでベネズエラ代表との国際親善試合に臨む。9月11日のワールドカップ・アジア最終予選のイラク戦に向けたテストの場として、弾みのつく勝利を期待したい。 欧州組からは香川真司、本田圭佑ら11人を招集。ロンドン五輪に参加していたU−23日本代表からは吉田麻也、酒井高徳、権田修一の3人がメンバー入りした。9月のイラク戦では内田篤人、今野泰幸、栗原勇蔵の3人が出場停止となるため、ザッケローニ監督は「攻撃よりも守備をいかに修正するかに重きを置く」と、この試合の位置づけを明かしている。この3人の穴を埋めるのは誰か、久々の代表復帰を果たした水本裕貴をはじめDF陣の出来に注目が集まる。 対するベネズエラは昨年の南米選手権の初戦、ブラジル戦でスコアレスドローに持ち込み、最終的に4位で大会を終えた実力のあるチームだ。イラク戦まで、このベネズエラ戦と9月6日のUAE戦が貴重な実戦の場