日本代表は11日、ワールドカップ(W杯)・ブラジル大会アジア最終予選の第4戦、イラク戦に臨む。試合を翌日に控えた前日会見で、イラクのジーコ監督はかつて日本でプレーし、日本代表監督を務めた経験から、「日本で過ごした15年間はとても実りあること。とても幸せな気分」と喜びを表現した。日本戦に向けては「秘策など考える必要はない」とし、「リスペクトをもって臨む」と意気込んだ。また、会見に同席したアフメド・イブラヒム・ハラフは「技術の高いサッカーを見せたい」と自信をのぞかせた。 ジーコ監督 もう一度、日本に戻ってくることができてうれしい。ひとつお願いだが、ハラフ選手への質問を最初にしてほしい。彼はこの後すぐに練習に行かなければならないので。 ハラフ 今回、日本に来ることができて心からうれしく思う。皆さんに感謝したい。明日は皆さんには、アジアの技術的に高いサッカーをお見せしたいと思う。 ――明日の試