Jリーグは30日、都内で会見し、J1からJ3まで全54クラブの17年度の経営情報を開示した。 1月までに決算を終えた51クラブの情報は5月に開示しており、3月決算で開示が遅れていたJ1の柏と磐田、J3のYS横浜の経営情報を新たに公開。16年度に続いて、J1からJ3まで全てのクラブで3期連続赤字、債務超過がゼロになったことなどを報告した。磐田は当期純利益が全54クラブ中、名古屋、浦和、川崎Fに次ぐ4番目の1億8500万円だった。 全54クラブを合計した営業収益は、過去最高の約1106億円で、Jリーグ史上初めて1000億円を突破した。広告料収入や、動画配信サービス「DAZN(ダ・ゾーン)」との契約によるJリーグ配分金の増加などが要因という分析結果も報告された。