患者の目をペンで突く 元看護師「出血するのをみてイライラ解消」 兵庫県佐用町の佐用共立病院で高齢患者6人が相次いで肋骨を折られた事件で、県警捜査1課は15日、別の男性患者の目をボールペンで突いてけがをさせたとして、傷害の疑いで元看護師羽室沙百理被告(26)=傷害罪で起訴=を追送検した。 捜査1課によると、羽室被告は「一番痛い所を狙ってやった。目から出血するのをみるとイライラするのが解消できた」と供述。「(肋骨を折られた1人を含む)計6人の寝たきりの患者に同じことをした」と話している。 追送検の容疑は2008年9月、肺炎で入院中の男性患者=当時(80)=の右目をボールペンで突き、手で殴ってけがをさせた疑い。羽室被告は患者4人の肋骨を折ったとして傷害罪で起訴されている。