国際コーヒー機関(International Coffee Organization = ICO)によれば、世界の年間コーヒー消費量はおよそ1億5,020万袋(58.9kg/袋)に達する。それでも一杯のコーヒーとして消費されるのは豆全体の1%でしかなく、栄養がたっぷりと残されたままのバイオマスが大量に廃棄されているそうだ。 最新のコーヒーメーカー「HIFA」では、斬新だが、手頃な家電として、持続可能性とユーザーの最終的な消費が配慮されている。その方法とはなんとキノコ栽培である。 コーヒーを淹れたあとの出がらしはキノコの肥料として再利用される。もちろん、育てたキノコは収穫して美味しく頂ける。 HIFAはキノコの菌糸体が広がるうえで最適な暗さと湿度を保つよう設計され、これがフレンチプレス式のコーヒーメーカーと一体化されている。 この画像を大きなサイズで見る コーヒーメーカー部分のガラスボディは