日米戦争の遠因は排日移民法。 日本のほっぺたをひっぱたいた排日移民法 大正13年(1924年)、米国で絶対的排日移民法が成立します。これ以来、米国は日本との外交交渉において強硬姿勢をとり続けています。 1906年(明治39年) 日本人の学童は米国人とは隔離 1907年(明治40年) サンフランシスコで反日暴動 1908年(明治41年) 日米紳士協定により一切の新規労働移民を日本は自粛させられる 1913年(大正2年) カリフォルニア州で日本人移民の土地所有禁止 1920年(大正8年) カリフォルニア州排日土地法で日本人移民の子供も土地所有を禁止 1922年(大正11年) 米国最高裁判所で日本人を帰化不能外国人と判断 1924年(大正13年) 連邦法で排日移民法が成立 「日本はあたかも突然、何の前触れもなく、親友に頬を打たれたように感じた」ノンフィクション作家、ジョン・トーランド(大日本
カテゴリー:製品戦略、プロモーション戦略、購買行動・心理、市場環境 キャズム理論(Chasm theory) キャズム理論とは、イノベーター理論における、イノベーターとアーリーアダプターで構成される初期市場と、アーリーマジョリティやレイトマジョリティによって構成されるメインストリーム市場の間には、容易には越え難い溝(キャズム)があるとする理論。 キャズム、Chasm theory、Chasm。 アメリカのマーケティングコンサルタントであるジェフリー・A・ムーア(Geoffrey A. Moore)によって提唱された。 イノベーター理論において通説とされてきた、アーリーアダプターを市場浸透を担うセグメントとして重要視するべきであるという説に一石を投じた。 アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間にあるキャズムを超えなくては、新製品やサービスは市場に登場しても、成熟期を迎えることなく導入期
電車のなか、公園のベンチ、大学の教室、そして国会の本会議中でさえ日本人は気持ちよさそうに居眠りをする。そんな日本独特の睡眠文化をオーストリア生まれの文化人類学者が多面的に分析したのが本書である。 その内容は、日本における睡眠の歴史にはじまり、睡眠習慣の国際比較や居眠りのルールなど多岐にわたるが、なかでも評者が最も興味を引かれたのは睡眠と余暇の関係である。 睡眠は日本人にとって大事な愉楽だが、1970年代に政府が活動的な余暇利用を呼びかけたことがきっかけで、「休日のごろ寝は怠け者のレジャー」とされ、日本人は睡眠を減らし余暇活動に時間をつぎ込むようになったという。そう考えれば、眠るのが目的の睡眠コンサートや月曜朝の通勤電車で気持ちよさげに眠っているサラリーマンの姿などもちゃんと説明がつく。居眠りは不足しがちな睡眠を効果的にとるためのきわめて合理的な活動だったのだ。 これからは私の講義で居眠りし
明治国家をつくった人々は実に勉強家であった。 かつて本書の著者は、伊藤博文を「知の政治家」と呼んで世を驚かせたが、勉強家だったのは伊藤だけではない。武弁のイメージが強い山県有朋ですら、近代国家をどのように構想し、動かしていくかのヒントを求めて最新の知見の学習に努めた。陸奥宗光の勉強ぶりなど、鬼気迫るものさえある。 明治国家の指導者たちにとって、憲法とはいわゆる憲法典だけを指すものではなかった。憲法とはConstitution、すなわち国家の仕組みであり、構造であった。あたかも一つの建物のように、いかにして国家をつくり上げるか。問われていたのはまさに「国のかたち」であった。そこには、国家を担う人々をいかにつくり出すかという問題も含まれていた。 玉虫左太夫やジョセフ・ヒコを含む、有名無名の人々の西洋体験と、それを通じて構想された「国のかたち」を群像劇のように描き出す本書であるが、ハイライトはや
安倍首相の悲願である憲法改正が現実味を帯びる中、日本を代表する憲法学の泰斗・西修駒沢大学名誉教授が、その流れを後押しすべく、極めて有益な啓蒙(けいもう)書を刊行した。「西憲法学」の集大成とも言える一冊である。 著者は、のっけから「憲法学者が日本を滅ぼす?」と、日本の憲法学界の大半を占める護憲派に先制パンチを食らわす。憲法とは、いわば国家の柱であり、その国の歴史、伝統、文化といった要素も内包されているものである。したがって、国家論なき憲法論などあり得ない。国家を蔑(ないがし)ろにし、あるいは、その存在を不必要とする護憲派の偽善を暴く著者の一刀両断ぶりは実に痛快である。 策定にかかわった人物へのインタビュー、第1次資料を駆使して描かれた日本国憲法「出生秘話」も面白い。戦後、日本を占領下に置いたGHQ(連合国軍総司令部)は日本の去勢化、無力化、弱体化を図るため、日本人の精神性も民族の道統も悉(こ
【Q】本書を開くと、写真家・薈田純一さんが立花さんのすべての書棚をレーザー墨出し器を用いて精密に撮影した写真によって、立花さんの20万冊の蔵書をそのままに見ることができます。その桁違いの量には圧倒されますが、これだけ多岐にわたる分野の書籍を読み込むには、例えば1つのジャンルの書籍を初級から上級へと段階的に読んでいくといったシステマチックな方法論があるのでしょうか? 【A】私は、「読書論一般」というものは成り立たない、と思っています。 人は皆、子供の頃からの知的経験を積み重ねて現在に至るわけですが、その知的経験というものは、当然個人差を伴います。ですから、読書論が成り立つのだとすれば、それは「その人にとっての読書論」でしかないということです。 私の場合は、システマチックに知識や情報を積み上げていくという読書はあまりしません。というのも、そもそも「自分がどんな情報を欲しているのか」とい
ケニアの首都ナイロビのショッピングモール(左奥)で起きた銃撃事件で負傷し、応急処置を受ける男性(下)=2013年9月21日、AP 【ヨハネスブルク服部正法、沢田勇】東アフリカ・ケニアからの報道によると、首都ナイロビ中心部にある高級商業施設「ウエストゲート・モール」に21日、武装した男たちが侵入し銃を乱射、ケニア赤十字によると少なくとも22人が死亡し、50人以上が負傷した。男らが人質少なくとも7人を取って立てこもっているとの報道もあり、警官隊や軍が施設を包囲している。ケニア内務省や警察はテロ攻撃の可能性があると見ている。 【緊迫が続く現地の写真】武装集団が立てこもる中、子どもを抱え逃げ出そうとする女性 ナイロビ警察幹部などによると、男らは10人前後。目撃者の話によると、男らはモールに侵入後に手投げ弾を爆発させ、カラシニコフ自動小銃を乱射した。 施設は日本人も含めた在留外国人や富裕層に人気
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