「音楽禁止」で海の家組合が提訴=逗子市の条例改正めぐり−横浜地裁 神奈川県逗子市の逗子海水浴場で、海の家が音楽を流すことを禁止し、営業時間の短縮などを盛り込んだ同市の改正条例案に対し、海の家の事業者らで構成する逗子海岸営業協同組合(原敦代表理事)は24日、営業に支障があるとして、市を相手取り条例改正の差し止めなどを求める訴訟を横浜地裁に起こした。 同海水浴場では、海の家が大音量でダンス音楽を流す営業形態で風紀の乱れなどが問題化した。このため、市は改正条例案をまとめ、26日の市議会で可決成立の見込みとなっている。 訴状で同組合は、音楽は表現の自由の一形態で、「音楽一切を禁止するのは行政裁量を逸脱し違法」と主張。時間短縮で営業に影響が出る上、海岸の管理者は神奈川県で、逗子市に営業を制限する権限はないとしている。 逗子市の話 正式に訴状が届いていないのでコメントできない。(2014/02/