テレビ朝日の報道ステーションで原子力規制委員会が九州電力川内原発の新規制基準適合を正式決定したニュースを放送した際、事実誤認と不適切な編集があった問題で、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会(以下「検証委」と略称)は2月9日、検証結果をまとめ、「客観性や正確性を欠き、放送倫理に違反する」とする意見を発表した。検証委は、担当ディレクターらの「故意」や「恣意的・作為的な編集」は確認されず、過失であったと指摘。一方で、「局側の事後の対応については迅速で、適切だった」「再発防止策はかなり具体的で、実践的。本件放送の誤りを手痛い教訓として生かそうとする真摯な姿勢がくみ取れる」などと事後対応については肯定的な評価を示している。 ただ、検証委の調査の結果、放送中に誤りが発覚していたにもかかわらず、原子力規制庁の抗議を受けるまで放置していたことが判明。さらに、原子力規制委員長が記者会見で火
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