総合的な守備指標「UZR」を用いた“データ版”ゴールデン・グラブ賞 守備の名手に贈られる「2021年度 第50回三井ゴールデン・グラブ賞」が、2日に発表される。規定の出場数を満たした選手が対象で、新聞社やテレビ局などで5年以上の取材キャリアがあるプロ野球担当記者の投票で決まる。選手のイメージやチーム順位などが影響するとも言われるが、データで選出するとどんな結果になるのか見てみたい。今回はセ・リーグ編。 遊撃手部門では、実際に2年連続している巨人の坂本勇人が「5.0」で2位。僅差で上回った京田に軍配が上がった。三塁手部門も激戦で、宮崎と0.3ポイント差で巨人の岡本和真が「2.4」で2位。阪神の大山悠輔が「2.2」で3位だった。 実際の結果とデータとでは、どこまで差異が生まれるのか――。守備でファンを沸かせてきた名手たちに投じられる票の行方に、注目が集まる。