MLB20発の張育成が1巡目1位で富邦、元西武の呉念庭が2巡目1位で台鋼に入団 16年ぶりに1軍6球団制が復活、ファン待望の室内球場「台北ドーム」フィーバーもあり、台湾プロ野球(CPBL)は今季、過去最高の観客動員を記録している。今回は大きな話題となったドラフト会議や、プレミア12にむけた話題について紹介する。(情報は7月31日現在) CPBLのドラフト会議は完全ウェーバー制で、海外のプロ経験のある選手も原則的に参加が義務づけられている。昨年12月、くじ引きによりドラフト前年の順位がない新球団、台鋼ホークスの指名順が2番目に決定。年間最下位の富邦ガーディアンズが1巡目1位の指名権を獲得した。こうした中、昨年12月に西武を電撃退団した31歳の呉念庭内野手が5月27日、CPBLドラフト会議への参加を正式表明。この時点では、富邦の呉念庭の1位指名が有力視されていた。 ところが、今季はレイズ傘下3