ヒット中の映画『わたしの幸せな結婚』や18日スタートのドラマ『王様に捧ぐ薬指』に出演の小林涼子。ここ数年、バイプレイヤーやゲストでたびたびドラマに出演し、今回で8クール連続となる。メインキャストの元カノ的な役が多く、美しさとインパクトのある演技で出番以上の印象を残してきた。中学生で女優デビューして現在33歳。10代でブレイクにほぼ手を掛けながら、20代では不遇を経験したが、今また「よく見る」とじわじわ注目を集めている。これまでの女優人生から今後目指していくものまで語ってもらった。前編・後編でお届けする。 インタビュー後編はこちら モデルで自分のポジションを見つけられなくて――近年、毎クール出演作が続いていますが、反響も感じますか? 小林 個性的な役が増えて、声を掛けていただくことが多くなりました。「だるまの人だ」と言われたり(笑)。 ――前クールの『ダ・カーポしませんか?』で、マルチ商法の