2.スライ&ザ・ファミリーストーン ジェームス・ブラウンFUNK全盛期に西海岸はサンフランシスコで独自のFUNKを作り出したのが、スライ・ストーン(本名シルヴェスター・スチュアート)率いるスライ&ザ・ファミリーストーンです。 当時としては珍しい人種混合・男女混合バンドで、FUNKの影響下にありつつ西海岸らしいヒップスター文化のエッセンスを多大に取り入れた音楽性は多くの人を魅了しました。 非常にシンプルで直情的な詩が印象的な「People Everyday」(1968年) 。あらゆる「違い」からの解放、そして人として生きる上で普遍的に大切なこと…平和であったり、ポジティブでいることであったり、それを教えてくれる最高の曲です。 白人支配の社会において、黒人のスライが「人として」という普遍的平等を前提に、被差別の境遇にない私たちの心にも素直に響く楽曲をつくっていた…そんな彼の強さに思いを馳せると