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ブックマーク / www.gqjapan.jp (5)

  • 政治家の時計がつまらなくなっている

    岸田文雄首相の時計が話題になった。新首相が就任直後に着けていたのは、セイコーの「アストロン」である。高い時計を持つのはケシカラン、という意見もあったし、いっぽうで、一国の首相になる人だから33万円の時計は妥当、というコメントも見た。とはいえ、もっと話題になったのは、岸田首相のいっときの普段時計だったロレックスの「デイトナ」だ。時計好きとしてはおおっと思ったが、今の中古価格を考えれば、まあ炎上も当然、ということなのだろう。 以前もコラムで、政治家の時計について書いた。しかし、その時と異なり、政治家がどんな時計を着けているかということへの注目は、さらに高まったと感じる。もっとも、この注目は、しばしば「炎上」に直結する注目である。難しい時代である。 見聞きした限りで言うと、政治家の時計選びは、針の穴に糸を通すほどに難しい。高価すぎれば文句を言われ、外国製ならもちろん文句を言われ、無難なものを選

    政治家の時計がつまらなくなっている
  • ナイジェリアの新星、バーナ・ボーイ──アフリカから世界へ

    世界的ポップスターたちがこぞって客演を依頼するナイジェリア出身のシンガー・ソングライター、バーナ・ボーイとは? バーナ・ボーイはナイジェリアの言語であるヨルバ語、イボ語、ピジン英語を織り交ぜた歌詞を、軽快なアフロビートのリズムに乗せて、野太く芯のあるハスキーヴォイスで歌い上げる。29歳の彼が生み出す音楽は今年、第62回グラミー賞にノミネートされ、BETアワードのベスト・インターナショナル・アクト部門を受賞している。また、世界的ポップスターのビヨンセやサム・スミスたちとコラボレーションを行い、スターダムを駆け上がるいっぽう、彼はそんなスポットライトを冷静に受け止めているようだ。 2020年8月に発表した5枚目のアルバム『トワイス・アズ・トール』は故郷、ナイジェリア最大の都市ラゴスでレコーディングを行った。アルバムの5曲目「ワンダフル」はこう始まる。「どこへ行こうとも、私はホームに帰らなければ

    ナイジェリアの新星、バーナ・ボーイ──アフリカから世界へ
  • 生きるエネルギーについて──凱風館主、内田 樹の「ぽかぽか相談室」第17回

    この難き世をいかに生きるか? 思想家にして武道家、相談名人のウチダ先生があなたのよろず相談にお答えします。今月は「ブラック企業の見分け方」と「」について。 文: 内田 樹 イラスト: 須山奈津希 まともな企業とブラック企業の区別なんて、皮膚感覚でわかるはずです。ゾウリムシだって、自分のエサと自分をエサにするやつの区別はつきます。ブラック企業がわからないということは捕者が自分をべに近づいてきたときに、自分から進んでその口の方に近づいてゆくということですからね。それって、生存戦略の精度がゾウリムシ以下ということですよ。悪いけど。生物としての機能が働いていない。初任給がいくらだとか、半年で店長になれるとか、海外勤務があるとか、脳に入ってくる数値や情報だけで状況を判断するから、身体が「ここにいると生命が衰えるよ」というアラームを発していても、それに気づかないんです。ブラック企業に入ってしまう

    生きるエネルギーについて──凱風館主、内田 樹の「ぽかぽか相談室」第17回
    littleumbrellas
    littleumbrellas 2017/08/04
    “企業がブラック化するのはある意味で自然過程なんです” 全然違う。デフレ放置で労働市場がずっと買い手市場だったせい。反成長を唱える内田樹のような似非左翼はブラック企業の蔓延に加担してきた。
  • ジジ・ハディッドに抗議殺到!トランプ夫人の訛り混じりのモノマネが「人種差別」

    2016アメリカン・ミュージック・アワード(AMA)の授賞式が11月20日(現地時間)、ロサンゼルスのマイクロソフト・センターで開催された。この日、最も注目を集めたのは「音楽」ではなく「差別」の話題だった。 授賞式のプレゼンターとして登壇したモデルのジジ・ハディッドが、次期大統領夫人のメラニア・トランプのモノマネで会場を沸かせたかにみえた。メラニア夫人が7月の共和党大会で演説した際の、スロベニア語訛りのスピーチで笑いをとったのだ。

    ジジ・ハディッドに抗議殺到!トランプ夫人の訛り混じりのモノマネが「人種差別」
  • 消費税が8%に増税、17年ぶりの引き上げ

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