「鬼滅の刃」などに沸いたアニメ制作業界 19年の市場規模は過去最高を更新 20年は新型コロナの影響も:伸び率は減速 成長に急ブレーキ テレビアニメ「鬼滅の刃」や、新海誠監督の「天気の子」など、ヒット作に恵まれたアニメ業界。帝国データバンクが発表したアニメ制作業界の動向調査によると、2019年(1~12月期決算)の市場規模(273社の事業者売上高ベース)は2427億4900万円となり、9年連続で過去最高を更新した。 一方、前年からの伸び率は0.5%の増加にとどまり、増加率は11年以降で過去最低を記録。2010年代に入りアニメ制作業界では急速に事業内容や規模の拡大が続いたが、19年は成長ペースが急減速した。 1社あたりの平均売上高は8億9900万円(前年比4.2%増)で、ピーク時(07年、約10億円)の約9割となった。前年比で「増収」となった企業は38.0%を占め、「減収」(22.4%)を大き
![「鬼滅の刃」などに沸いたアニメ制作業界 19年の市場規模は過去最高を更新 20年は新型コロナの影響も](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/56f754a0cb75695e1f70bad093c170b6a19bda78/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbusiness%2Farticles%2F2010%2F12%2Fl_tu_anm01.jpg)