米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5」の注文受け付けが始まった翌日、近所の携帯電話ショップに早速、予約に行った。店員は「2日間で予約は300件を超えました」といささか疲れた様子。 手続きを終えて、さて帰ろうとすると、店員が「ちょっと、お待ちください。タダで高速無線通信ルーターがもらえるサービスがあります」。自宅のインターネット回線と合わせたサービスで、端末代金がただになるという。 が、機器についた商標が「HUAWEI(ファーウエイ)」となっているのを見て契約するのをやめた。店員は理由がわからず、当惑しているようだった。 たしかにファーウエイは、世界最大の通信機器メーカーで、いまや日本の次世代高速通信(LTE)用を含む携帯無線ルーターは同社製がほとんど。主力と位置づけるKDDI(au)、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスはもちろん、NTTドコモも同社