Microsoft社が同社のハイパーバイザーであるHyper-Vに対応したLinux Integration Servicesのバージョン3.2をリリースした。このバージョンは2011年7月にリリースされた3.1の後継バージョンとなる。 Linux Integration Servicesを使うことにより、Linuxディストリビューションを運用するVMの代用ドライバサポートが可能になる。現在サポートされているディストリビューションは以下の32/64ビットバージョン。 Red Hat Enterprise Linux 6.0および6.1(最大4仮想CPU) CentOS 6.0(最大4仮想CPU) SUSE Linux Enterprise Server 10およびRed Hat Enterpise Linux 5のユーザは引き続きLinux Integration Services for
Parallels社が同社のMac用デスクトップ仮想化プラットフォームであるDesktopのバージョン7.0をリリースした。Desktopは、OS X Leopard 10.5.8以降、Snow Leopard 10.6.8以降、あるいはLion 10.7以降の上でWindowsやOS X Lionを仮想化して運用するタイプ2ハイパーバイザーを提供する。 このバージョンではほかにも、iPhone、iPad、およびiPod touchに対応し、Parallels Dekstop VMのリモート管理と利用を可能にしてiTunes App Storeから入手可能となった改良版のParallels Mobile Appも提供される。 同バージョンの新機能には以下のようなものがある。 仮想マシン内でのOS X Lion運用のサポート OS X Lionから採用されたフルスクリーンアプリケーションのサ
Oracle社は7月19日、同社のデスクトップ仮想化ソフトウェアであるVirtualBoxのメジャーリリースがバージョン4.1.0に到達したことを発表した。 なお、バージョン4.0.x台のアップデートも引き続きリリースされる。 本リリースでは興味深い新機能がいくつか投入されるが、その一部はいまだに試験機能と見なされている。 Virtual Machineクローン:VirtualBoxはディスクと設定を複製することで仮想マシンのクローニングをサポートする。クローンマシンのネットワークインターフェースには別のMACアドレスを割り当てることができる。 Linked Clones:仮想マシンのクローンは時間とディスク使用量を節約するために親子関係になることができる。 メモリ容量のサポート拡大:VirtualBoxは最大1Tバイトのメモリを搭載する物理ホスト上で動作可能になった。 リモートアクセス:
VMware社最高経営責任者(CEO)のPaul Maritz氏と最高技術責任者(CTO)のSteve Harrod氏は7月13日、オンラインイベントの「Raising the Bar, Part V」で講演し、VMwareソフトウェア群のメジャーアップデートを紹介した。 vSphereの新バージョンは、仮想化と仮想化管理の完全なスイートの基盤になることを目指しており、すべてのユースケースに対応する柔軟なソリューションを実現し、VMware社が「IT As A Service」(ITaaS)と呼ぶものを提供する。新しい機能やライセンスモデルの概要を以下で解説する。 vSphereの新機能と強化点は以下の通り。 vSphere Storage DRS:ストレージ資源をグループ化して、一段と効果的にバランスを取ることが可能に。 Profile-Driven Storage:vSphereが対象
オープンソースベンダーのRed Hat社は5月19日、同社ディストリビューションの最初のアップデートである「Red Hat Enterprise Linux 6.1」の一般向け出荷を発表した。 このリリースでは、2010年11月リリースのRHEL 6に対し、アプリケーションの互換性とISV/IHV認定を維持しながらバグ修正とセキュリティアップデートを投入している。 Red Hat Enterprise Linux 6.1は以下のような新機能を提供する。 高度なストレージコンフィギュレーション向けにコンフィギュレーションオプションを追加し、FCoE、データセンタ・ブリッジング、およびiSCSIオフロードを改良。 ファイルシステム、スケジューラ、リソース管理、および高可用性を強化 オープンソースFreeIPAプロジェクトをベースにしたRed Hat Enterprise Identity(IP
Oracle社がデスクトップ仮想化ソリューションであるVM VirtualBoxのメンテナンスアップデート、バージョン4.0.8をリリースした。メンテナンスリリースだとされる同アップデートは、2010年12月にリリースされたVirtualBoxのバージョン4.0に対応している。 本リリースの各種修正のなかには、i7 CPU搭載のMacホストにあるバグに対応するパッチも含まれている。 更新履歴には以下のような修正が含まれている。 Mac OS Xの最近の数バージョンにおける64ビットモードの非互換性を修正。 16コア以上を搭載したホストとの非互換性を修正。 64ビットモードで2台目のモニタにおいてペイント処理がハングする問題を修正。 ビルトインサービスがイーサネットヘッダとARPリクエストで正しいイーサネットアドレスを使用。 Ubuntu 11.04とFedora 15でのGNOME 3のレ
Eucalyptusプラットフォームをサポートしてクラウドの導入や顧客数がNasaレベルの2万5000に達したUbuntuがEucalyptusを断念してOpenStackに切り替えることを、ブカレストで開催中のUbuntu Developer Summit(UDS)でCanonical社のサーバ・エンジニアリングマネージャが5月11日に明らかにした。 クラウド構想の責任者で同社トップ幹部の1人であるNeil Levine氏は、Canonical社をわずか数日前に退社している。今のタイミングならばこの2つの出来事は容易に結びつく。 OpenStackの最新バージョンである「Cactus」は11.04 Ubuntuリリースに対応するようになる。ところが、この変更はデフォルトのクラウドプラットフォームが事実上OpenStackとなるOneric Ocelotから有効となる。 Eucalyptu
WindowsのPerlおよびPythonの両ツール開発者の間で知名度の高いダイナミック言語に力を入れるActiveState社がダイナミック言語用に開発されたCloud Foundryベースのエンタープライズ・クラウドプラットフォームである「Stackato」を発表した。 同プラットフォームは現在開発言語としてPythonとPerlをサポートしており、開発者を考慮した設計となっていて、プライベート/パブリッククラウドのシナリオで当該言語を使って書かれたアプリケーションの細かい管理を可能にする。 その根底にある概念は、VMware社のインフラやAmazon社のクラウドなどの環境において拡張可能なアプリケーション用の使い易いフレームワークを提供し、サービスとしてのプラットフォーム製品と、ローカルインフラが提供できる完全なコントロールの両方のメリットを組み合わせるというものだ。もちろん、これら
Microsoft社がRelease Candidate of Service Pack 1 for Windows Server 2008 R2およびWindows 7用Service Pack 1のリリース候補版を公開した。 今回で全機能がそろったService Pack 1には重要な新機能が新たに2つ加わっている。「Dynamic Memory for Hyper-V」と「RemoteFX」だ。後者はRemote Desktop Services用の技術でMicrosoft社が2008年1月にCalista社から取得したもの。2010年7月にvirtualization.infoが報じているように、最終版のService Packは2011年上半期の登場予定で変更はない。 ここで最も興味深いニュースは、Dynamic MemoryがWindows Serverの「Standard」と
今週はSymposium ITxpo 2010の講演で忙しいGartner社のアナリストたちが、自分たちのプレゼンテーションに関する詳細をブログなどでも公開している。最も興味深いものが、バイスプレジデント兼特別アナリスト(DA)であり、仮想化およびクラウドコンピューティング関連の調査で同社を代表するThomas Bittman氏によるものだ。 Bittman氏は3つの重要な詳細について伝えている(強調部分はvirtualization.infoによる)。 仮想マシンの普及率は2009年に50%増加した。現在は、x86アーキテクチャサーバ上のワークロード全体の30%近くが仮想マシン上で動いているとGartner社では考えている。 中規模企業(社員100人から999人)における仮想化の普及率は2010年末までにGlobal 1000レベルの企業のそれを越えるだろう。 Hyper-Vは(Gart
業界の大半の仮想化ベンダーが閉幕したばかりのVMworldカンファレンスの開催前もしくは開催中に何かを発表しようと急ぐなか、一部の企業は完全な沈黙を守っていた。その1社がParallels社だ。 VMware社が2010年に集めた1万7000人の参加者の大半が少なくともあと1週間は200以上のプレスリリースにあまり高い関心を示さないことを考慮すると、Parallels社の選択は抜け目がない。 TUAWの報道によると、Parallels社はMac対応デスクトップ仮想化プラットフォームのバージョン6をこのようにしてひっそりとリリースした。 写真から確認できるように、同製品が既に店頭に並んでいることは明らかなようだ。 新機能に関する情報はまだ一切ない9to5mac.comが新機能のかなり大まかな内容の一覧を探し出してきたので以下に一部を紹介する。 Parallels Transporterの内蔵
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