場当たり的な対応で工数が少なくてすみ、影響範囲も少ないが、コードは汚くなるという案と 影響範囲が広いし工数も掛かりそうだが、コードは綺麗になるという案があるとき、 僕は、よほどの差でない限り、コードが綺麗になるほうを選ぶ。 ここで場当たり対応を選んでしまうことは、 「現実をみた大人の意見」のように思えるかもしれないが、 僕からすると、大事の前の小事にこだわるという、本末転倒の考え方にしか見えない。 保守で、既存プログラムの修正をやろうという後輩から相談を受けた。 既存プログラムのSQLの一箇所が違うだけのメソッドを作る必要があるとのことだ。 メソッドをコピーして重複したコードを書くことに後輩は納得がいかず、うまい方法は無いものかと僕に相談をしてくれた。 僕は、このメソッドの引数を追加して条件分岐できるようにし、元のシグネチャオーバーロードとして別途定義する案を上げた。 後輩は、我が意を得た