昨年10月にシドニーで開催されたFOSS4Gで、ほとんどエンタテインメントの域に達していた「MapServer対GeoServer」のパフォーマンス対決であるが、今年9月のFOSS4G(開催地:バルセロナ)ではBenchmarking 2010としてその規模を拡大して行うことになった。 昨年は、ESRIにも声をかけ、一時は出ることになっていたのだが、土壇場になって「やっぱ出ない」ってことになっちゃったのはこの界隈では有名な話。今年は、昨年のあの盛り上がりを見ていてもたってもいられなくなった、Mapnikなどのオープンソースプロジェクトだけではなく、商用製品ベンダーが名乗りを上げている。一つはCadCorpで、これは日本ではSISという製品名で知られているが、PostGIS対応をいち早く行うなど、FOSS4Gのトレンドには以前から敏感であったので驚きではない。そしてもう一つ、ERDASが20