あれこれ処理しきれずに溜まってゆく感情の反吐みたいなものを吐き出したいとき、思い切り叫ぶか、怒るか、泣くかするとスッキリするわけで、他人に迷惑かけない作法としてはひっそり泣くことが選択肢として適切なものだから「あんまり有名じゃない泣ける映画知らない?」とトモダチに聞いてみたところ、タイトルに『南極物語』と書かれた本文なしのメールが届いた。 基本的に家族愛フェチなのでファミリーがハートウォーミングな空気を醸し出したらアウツ。200の振り幅を利用されて一旦窮地に陥ってたりするとホント泣けちゃう。恥ずかしながら20代後半から涙腺が緩くなりまして哀しい映画は観たくない。だから泣ける映画と言われてもピンと来ない。 マイベスト泣ける映画ってワケでは無いんだけれど真っ先に思いついたのがマイ・ライフ [DVD]。 作品紹介 余命4カ月とガン告知を受けたエリート広告マンのボブ。彼は妻のお腹の中にいるまだ見ぬ