This domain may be for sale!
近所のスーパーで買い物していた。「小物アイス特売」と書かれたコーナーにピノなどが大量に放り込まれていた。ようするに箱型のアイスと区別して百円弱のものを「小物アイス」と言っているんだろうが、「小物」という言葉は自然と「大物・小物」のニュアンスを引き連れてきた。 私はピノを見ながらたしかにこれは小物だと思った。「ピノ」という響きからして小物感は漂っている。ここ一番の大仕事はピノには任せられない。しかしそれはいい。ピノは別に大物ぶろうとしていないし、小物としての自分に安住しているように見える。そこに愛らしさもある。 むしろ私が批判したいのは、同じコーナーにいたジャンボモナカだった。ジャンボモナカがどれだけジャンボと粋がったところで、小物アイスのコーナーでピノのとなりに放り込まれているという事実は動かせない。小物たちのなかでジャンボと言い張るモナカの悲哀よ。 さらに問題なのは、モナ王も入っているこ
同居女性が卵のパックの開けかたを勘違いしていた。十個入りのプラスチックの容器、あれは片側をピーッと引っ張れば綺麗に開くんだが、それを知らなかったのだ。 だから毎回、力ずくで開けていたらしい。逆側に「ここを引けば開きます」と書いてあるのに、プラスチックをバキバキに裂いて開けていたのである。この女はひんぱんに冷蔵庫の前で卵を落としていて前から疑問だったんだが、こんなかたちで謎が解けるとは! 開けかたが分からないから力ずくでやる。たまに卵が落ちて割れるが、次も普通に力ずくでやる。発想がゴリラじゃないか。私は人間2人とネコ4匹の暮らしだと思っていたが、人間とゴリラとネコ4匹の暮らしだったのか? 私はゴリラの家に居候していたのか? 「そういうやつもあるんだよ! がんばって開けるやつ!」 そんなふうに反論されたが、しかしやはりゴリラ以外なら、すこしやって開かなければ別の方法を考えるのではないか? いっ
近所にセブンイレブンができた。 といっても、家からは微妙に離れており、最寄りのコンビニではない。それでも生活圏ではあるから、オープニングセールに行ってみたんだが、これが予想以上に大きい店舗だった。たまに郊外で見かける駐車場が異常に広いコンビニ、と言えば伝わるだろうか。 だから品揃えも充実しており、もともとセブンイレブンは自社ブランドに力をいれていることもあって、私のなかに突発的なセブンイレブンブームが生じた。色々と商品を買ってみては、これはうまい、あれもうまいと考えている。 だが先述したように、最寄りのコンビニではない。歩いて十分ほどかかる。たとえば深夜三時に小腹がすいて、ジャージのままパッと行くには遠い。しかも歩いて二分のところにはファミリーマートがある。だからそちらで済ませる。 しかし今日気がついたのは、私はファミリーマートの店内をうろつきながらも、セブンイレブンのことを考えてしまって
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く