T-Mobile USAが米国で販売する多機能携帯電話「Sidekick」用のサービスからユーザーデータが消える事故が発生した。Sidekickでは、コンタクト、カレンダー、To Do、写真などのユーザーデータをクラウドにバックアップする仕組みになっており、サーバの障害がデータ消失の原因だという。データを復旧できる可能性は極めて低く、Sidekickをリセットしたユーザーはデータを完全に失ってしまう。 Sidekickは、Microsoft傘下のDANGERが開発・提供している多機能携帯電話で、サービス管理も同社が行っている。先週Sidekickユーザーからサービスが不安定であるという報告が相次ぎ、T-Mobileが原因を調査していたが、ついに予定やコンタクトが消える騒動に発展してしまった。米国時間の10月10日、T-MobileはDANGERのサーバ障害が原因であると発表。さらに「(消失