東京・羽田空港で14日午前に起きた新航空管制システムのトラブルは、プログラムのミスが引き金となり、負荷が大きくなって処理能力が追いつかずに起きた可能性があることが分かった。 国土交通省によると、同日夕までに羽田発の便など24便が欠航、出発地への引き返しなども含めて計210便が乱れた。日本航空と全日空あわせて計約4900人に影響したという。 この日は、羽田、成田両空港上空の空域を統合し、羽田で「ターミナルレーダー業務」の一括管制を始めた初日で、これに伴って切り替えられた「ターミナルレーダー情報処理システム」(ARTS)に障害が発生した。