※書き手は教育社会学の研究者。友人は英語教育研究者。 ついこの前の話。今よりも僕はずっとずっと言い訳をするのが好きで、理屈を説明するのが好きだったんです。でまぁ、当時も今と変わらず日本人の英語力は足りないらしくて、男友達と飲みながら「英語力が足りない(らしい)、だからグローバル化に対応できない(らしい)」と文句言ってたのです。中央教育審議会外国語専門部会で。 したらまた、この友達が「じゃあ、わかった」と言うのです。「今から小学校に英語を入れよう」と。英語やってる小学校の先生なんか見たことないオレは焦りました。「いや、ちょっと待って」とあわてます。でも友達は、少し遠くで飲んでいる妙にアゲ↑アゲ↑の児童英語教師を指さし、「あそこ行って、あのネーちゃん(のようなオバちゃん)に、小学校の英語を教えさせようぜ」と言い、雇用契約を結ぼうとします。オレは「いや、向こうも迷惑だし」とか「さすがに雇う金ない