同社はどちらかといえば、「moto mods」に対応し、機能を後から拡張できるmoto zシリーズでおなじみだが、moto e5を投入したことで、ラインアップの幅をエントリークラスにまで広げた。ただ、市場全体を見ると、サブブランドや大手キャリアの低価格プランなどに押され、MVNOの勢いが落ちつつある。それに引きずられる形で、SIMロックフリースマホ市場の成長にも陰りが見えている。一方で参入済みのメーカーは多く、シェア上位のメーカーも顔ぶれが固まりつつある。キャリア市場以上に競争環境は厳しいといえるだろう。 このような状況の中、同社はSIMフリー市場にどのような考えで臨んでいるのか。最新モデルの特徴やグローバルでの状況などと合わせて、同社のダニー・アダモポウロス社長が日本での戦略を語った。 日本での現状には満足している ―― 最初に、日本での状況を教えてください。市場シェアなども開示できるも