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ブックマーク / cyblog.jp (32)

  • 常識というウィルスを駆除する | シゴタノ!

    すっかり更新が遅れてしまいましたが(今は土曜日の深夜…)、金曜日に読んだ『頭のいい人が儲からない理由』というについて書こうと思いつつ、うまくまとめられず、とりあえず金曜版として、まずはさらりとご紹介することにします。 以下、「まえがき」より。 あふれる情報の波にさらされ、しかも、強迫観念から自らの情報収集行為をやめられず、未消化で雑多な情報の海に飲み込まれ、おぼれて窒息寸前の人々。 当たり前のことだが、そんなふうに受け身に情報を受け取るだけでは、まるでアウトプットに活用できない。何年も何十年もかけて溜め込んだスクラップ・ブックなど、読み返されることはないだろう。 私の周りも、そんな人ばかりで、何とか助けてあげたいと常日頃思っていた。そこに舞い込んだ書の執筆の話で、いくらかそういう人々を救う手助けになるのではないかと考え、それを引き受けることにした。 (中略) 書の根底を流れる思想は、

  • シゴタノ! - 判断ミスを防ぐための34の質問

    何らかの判断を下して、結果が出てから 「なぜ、このような結果になることを事前に予測できなかったのか?」 と後悔することがあります。結論を急いでしまったがゆえに望ましくない結果を招いてしまうのです。 『なぜ、それを考えつかなかったのか?―最高の結果を生む聡明な思考法』という、まさにその名の通りのをひもときながら、これを防ぐための方法を考えてみます。 「ソクラテスの問答法」と呼ばれるテクニックは、現在でも最も質の高い思考方法と考えられています。 彼の質問は、自分の考えを明確に示し、不正確なものを排除し、より包括的に考え、より道理にかなうようにし、その考えが高潔であることを要求しました。弟子のメノは、ソクラテスの質問を、突き刺さると神経が麻痺するアカエイの尾の鍼にたとえました。彼の厳しい質問は、真実を突き止め、自分の考えを再評価することを求めましたが、そういったことを避けたい人はいるものです。

  • シゴタノ! - 読み手の負担を最小化するメールの書き方

    Tips for Mastering E-mail Overload 受信トレイに山のように届くメールをいかにして効率よくさばくか、という技術的な話はそれこそ山ほどありますが、結局自分一人ががんばっても“山”そのものを動かすことはできません。 そもそも、メールは気安く送ることができるために、コスト負担構造が逆転している、すなわち書き手よりも読み手にとって重荷になっていると、書かれています。 ●メールが登場する以前は、送り手にコストがかかっていた ●連絡文を書く、切手を貼る、投函する、といった手間、 ●送り先の数に応じて嵩む郵送料、 ●それゆえ、おのずと送り先を厳選していた そして、 ●メールの登場とともに、これらの送り手のコストが格段に下がり、 ●ちょっとした思いつきや衝動でメールを送れるようになった ●しかも、一度に数十人の同僚に送り届けることができる ●自分ができる、ということはみんな

  • 睡眠を小刻みにとる効用 | シゴタノ!

    「早起き生活にシフトするコツ」で取り上げた『快適睡眠のすすめ』、ようやく(楽しみにしていた)サバイバル睡眠法の章に入りました。 短眠とされる以下の2人には共通点があるそうです。 「4時間以上眠るとかえって気分が悪くなる」と言い切っていたエジソン 「一日に2時間の睡眠で十分」と豪語していたテスラ(エジソンのライバルでモーターを発明) 共通点とは、「実は2~3時間の昼寝を2回ぐらい取っていた」という事実。結局のところ日に7~8時間寝ていたわけです。 とは言え、僕自身もトータルでは長くなったとしても睡眠を刻むことのメリットは実感しています。 例えば、原稿に向かう時は、早朝が最もはかどるのですが、これは早朝だから、というより起き抜けで頭がスッキリしている、という要因が大きいと考えられます。 なぜなら眠くてどうしようもない午後に15~30分の仮眠を取ると、早朝と同じようにはかどるからです。 他の人の

    睡眠を小刻みにとる効用 | シゴタノ!
  • 早起き生活にシフトするコツ | シゴタノ!

    ちょうど1年前の今日、つまり2005年9月20日に書いた「睡眠時間を短くする14のコツ<前編>」というエントリーが、今なお毎日100前後のアクセスを保っています。多くは検索エンジン経由ですが、人力検索はてなの質問で取り上げられていることも大きいようです(「睡眠時間を短くする14のコツ<後編>」も追随)。 そして、この記事を書いたことがきっかけで運営者ご人であるmomoseさんからクチコミいただいた「早起き生活」というサービスを使い始めた(=記録を始めた)のも同じ2005年9月20日でした。 さらに、「早起き生活」のサービス自体のスタートもやはり同じく2005年9月20日でした(運営者のmomoseさんのブログによる)。 同年10月23日からは「早起き生活まとめメール」という、毎週日曜日にその週の睡眠記録レポートのメール配信が始まり、1週間の睡眠をレビューできるようになりました。 以下は記

  • 文章を短く分かりやすく書くには | シゴタノ!

    文章は短く、それでいて分かりやすく書きたいと思っています。 日常的にいろいろなニュース記事やブログを読みますが、概して長いエントリーは後回しにしたくなるもの。シゴタノ!も比較的長いエントリーが多いため、後回しにされることが多いと思われます(例えば、はてなブックマークで「あとで読む」というタグを付けていただくことが多いです)。 書く側としても、短くなれば余計な要素がそぎ落とすことができ、言いたいことをシャープに表現できるようになるのではないか、と考えています。 ただし、短くても分かりにくくなっては意味がないので「短くかつ分かりやすい」を目指したいものです。これについて少し考えてみました。 とりあえず思いついたフォーマットは以下です。 1.最初に結論を書いてしまう 2.次に具体例を見せる 3.最後に(必要なら)結論を繰り返す 1.最初に結論を書いてしまう 最初に結論を書くようにします。そうすれ

  • 収集した情報を埋もれさせないために(2) | シゴタノ!

    集めたアイデアを埋もれさせずに必要な時に取り出してきて活用するには、保管しておく場所をどこにするかが重要なファクターになります。条件としては、 1.すぐに取り出すことができる そのためには、 2.どこに何があるかが把握できている そのためには、 3.日頃から整理しておく そのためには、 4.整理のための時間を用意しておく ことが必要です。 では、いったいどれだけの時間があればいいのでしょうか。 …を考える前に、おそらく「これだけあれば十分」という時間を考える時間がもったいないと思われるため、最適な時間を割り出すことはいったん保留して次に進むことにします。 「時間の問題」を除いて条件を整理すると、以下の3点に絞り込めます。 1.レスポンスが速いこと ← すぐに取り出すことができる 2.手がかりがあること ← どこに何があるかが把握できている 1)言葉でたどれる(検索、タギング、カテゴライズ、

  • 収集した情報を埋もれさせないために(1) | シゴタノ!

    By: carmichaellibrary – CC BY 2.0 日頃からせっせと「これは」と思って収集してきた情報も、後から活用できなければもったいないものです。 情報収集の目的は様々だとは思いますが、大まかに以下のような流れがあると思います。 1.とりあえず集める 2.整理する 3.寝かす 4.ふとアイデアがひらめく 5.現実の行動に適用する この5つのステップは、実は『アイデアの作り方』にあるものです(多少言葉を替えています)。 この5つのステップごとに具体的にどうすればいいかを考えてみます。 1.とりあえず集める 目についた物、思い付いたことをとりあえず取っておくという作業です。気になったWebページやブログエントリーをはてなブックマークにクリップしたり、「紙」などのクリップツールに保存したり、という手段があります。 新聞の切り抜きやへの書き込み(あるいはドッグイアー、ポストイ

    収集した情報を埋もれさせないために(1) | シゴタノ!
  • 作業記録をつけざるをえない仕組み | シゴタノ!

    毎日の作業記録をつけ続ける上では、 1.パッと思いついたときに、 2.サッと入力ができて、 3.カッと一箇所に記録される、 という3点が、記録ツールに求められる要件だと考えていますが、これに加えて、 4.誰にでもすぐに使える という要求もあるでしょう。 前回は、作業記録ツールとしてインスタントメッセンジャー(IM)であるGoogle talkを取り上げましたが、ここでご紹介した使い方を実践するにはGmailのアカウントが必要です(※)。 そういう意味では最初の3つの条件は満たしているものの4つめはNG、ということになります。 そこで別の方法を考えてみます。 これまでは、IMにしても、リアルタイムロギングにしても、テキストファイルに自動的にタイムスタンプが入れる方法(エントリー末尾参照)にしても、「作業記録をつけるぞ」という強い意志と意識が必要でした。 それをうまく習慣化ができれば良いのです

    loca1982
    loca1982 2006/08/11
    これはよさげ
  • 手軽に「出直し」をするコツ | シゴタノ!

    必要だと思っていろいろと買いそろえたのに、振り返ってみると結局ほとんど使っていない、というモノが身の回りにたくさんあります。机の上も当面使わない書類ややガジェットなどが無造作に置かれていたりします。 そうしている理由が2つ考えられます。 1.目の前から見えなくしてしまうと忘れてしまいそうだから 2.単に片付けるのが面倒だから(緊急ではないから) 特に1の「忘れたくない」という心理的な理由が大半。2の「面倒」という面もありますが、それは後付けで、やはり「ずっと気に留めておきたい」からこそ、目に留まるところに留め置いてしまうのでしょう。 ・・・とか言いつつ、結局は留め置くためだけにそうしている、という現実に気づきます。手段の目的化。 そして、そういったモノたちが実は仕事の能率を下げ、集中力を乱す原因になっていることが少なくありません。で、これに対する打ってつけの解決策が「出直しの法則」。 「

  • シゴタノ! - 「するな」よりも「しよう」

    「するな」よりも「しよう」 2006/06/29 Thu 22:49 by ohashi  カテゴリ:とりあえず »  実行する力も実行しない力もその源は同じである。 ─アリストテレス 思い切って「する」ことと、思い切って「しない」ことがある。 ただ、思い切るのは今後「する」ことであり、「しない」ことは思い切れなかった結果ではないだろうか。 目標として掲げたときに取り組みやすいのは「しない」よりも「する」だと思う。例えば、ダイエット中の人が目標として掲げるのは、  ・21時以降はいっさいべない よりも  ・21時までに事を終える というほうが守りやすそう。 人は「するな」と言われるとしたくなる。「21時以降はいっさいべるな」と言われるより──自分で自分に言っているのだが──「21時までに事を終えるぞ!」という方が素直に取り組めるような気がする。 目標を決めるときに実際に試し

  • 「思考停止語」を「行動促進語」に変換する | シゴタノ!

    前回は「がんばれ」を取り上げましたが、これに加えて「難しい」も要注意ワードです。 なぜ要注意かと言うと、その言葉を使うことによって以降の思考が停止してしまうからです。言うなれば思考停止語です。 以下が思考停止語の例です。 「難しい」 「すごいねー」 「参考になります」 「やはり」 いずれも発した側の思考停止を代弁します。思わず口をついて出てしまう言葉ですが、その言葉を発した瞬間、相手の心の中で反射的にツッコミの衝動がフラッシュします。 「難しい」「じゃぁ、どうすればいいの?」 「すごいねー」「どこが?」 「参考になります」「どんな風に?」 「やはり」「文脈が見えないんですけど?」 思考停止語を使っていると、文字通り考えることが停止します。停止と言っても、実態は先送りされることになります。「後で考えることにして今は先に進もう」というモードです。 もちろん、これは言い訳であって、実際には停止す

    「思考停止語」を「行動促進語」に変換する | シゴタノ!