7月29日に投開票(7月12日告示)される山口県知事選に、NPO法人、環境エネルギー政策研究所所長で、橋下徹大阪市長のブレーンである飯田哲也(てつなり)氏(53)が出馬の意向を固めたことが10日分かった。来週末にも公表する。関係者が明らかにした。 飯田氏は59年山口県生まれ。京大大学院修了、東大博士課程単位取得退学。資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会基本問題委員会委員、大阪府市エネルギー戦略会議の座長代理も務め、再生エネルギー拡大、脱原発のエネルギー政策を主張している。 飯田氏は10日、毎日新聞の取材に対し「(立候補は)白紙」と答えた。 山口県知事選を巡っては、現職の二井関成氏(69)は今期限りでの引退を表明。元国土交通省局長、山本繁太郎氏(63)=自民、公明推薦=と民主党衆院議員の高邑勉(たかむらつとむ)氏(38)が、無所属での立候補を表明している。共産党系の革新団体は、党県委員の