齋藤氏の前職はソーシャルゲーム会社での開発担当で、その流れから、グラニの立ち上げ期でも開発エンジニアとして仕事をしていたのだが、インフラ構築を専任で担当できる者が社内にいなかったため、齋藤氏1人がインフラ関係も兼任で担当することになった。その当時、インフラ構築に関しては初心者だったが、何とかサービスリリースを成功させた。しかしその裏には、下記のような問題点を抱えていたという。 Linux初心者で知識不足だった インフラ担当が1人のため、肉体的にも精神的にもつらく、「自分がSPOF(Single Point of Failure:単一障害)になりかねない」という危機感もあった リリース後、何となく正常に動作してしまったので、逆になぜ動作しているか分からず、サービスダウンにおびえる日々を過ごした 第2のマイルストーン: 2013年7月、“ヴァルハラ” v 2.0のリリースまで 2013年1月の