漫画「美味しんぼ」の震災がれきの処理をめぐる表現が「事実と異なる」などとして、大阪府と大阪市が、出版社に抗議したことについて、がれきの受け入れに反対していた住民グループが記者会見し、「実際に体調不良を訴える人がいたという話を聞いている」として、府と市の対応を批判しました。 今月12日に発売された小学館の雑誌に連載されている漫画「美味しんぼ」の中に、東日本大震災のがれきを処理した大阪の焼却場の近くに住む人に、眼などに不快な症状を訴える人が出ているなどという表現があることについて、大阪府と大阪市は、「事実と異なる」などとして、小学館に対し、抗議文を送りました。 これについて、がれきの受け入れに反対していた関西の住民で作るグループ、「放射能防御プロジェクト近畿」のメンバーが16日記者会見しました。 この中で、大阪・箕面市の女性は、「私たちの周りでも、『アトピーがひどくなった』、『子どものぜんそく