現職と新人の3人による争いとなった群馬県知事選挙は、無所属の現職で自民党と公明党が推薦した山本一太氏(65)が2回目の当選を果たしました。 山本氏は、群馬県出身で65歳。JICA=国際協力機構に勤務したあと、平成7年から参議院議員を4期務め、この間、外務副大臣や沖縄・北方担当大臣などを歴任しました。 そして、前回・4年前の群馬県知事選挙で初当選しました。 選挙戦で山本氏は、新型コロナのワクチン接種体制の整備や、G7デジタル・技術相会合の誘致といった実績をアピールしたほか、子育て支援や医療体制の強化で「県民の幸福度の向上」を目指すと訴えました。 その結果、推薦を受けた自民党と公明党の支持層のほか、いわゆる無党派層などからも幅広く支持を集めました。 山本氏は「守りに徹した4年間から次は攻めの4年間にしていきたい。群馬県で世界最先端の地方行政を発案・実現・発信し、群馬県から日本を変えていく、世界