―cityrag― もしあなたが大学の構内で、顔全体を刺青で極彩色に染めた男を見ても悲鳴をあげないでください。 彼の名はブルース・ポッツ。 歴としたニューメキシコ大学(UNM)の講師です。 ブルース・ポッツさんは、弁論、パブリック・スピーキングについて講義します。 ポッツさんが最初にタトゥーを入れたのは1968年のこと。 当時海軍軍人だった彼は、タトゥーを仕上げるために退役し、3ヶ月半かかって完成させたといいます。 「12のときからの夢だったんだよ」 ポッツさんは語ります。 それでも世間的に受け入れてもらえないことは重々承知。 彼は夢を心に描きながらも堪える毎日だったそうです。 「hauting(つきまとう、しばしば心に浮かぶといった意)、僕はこの言葉が好きなんだが、タトゥーを入れたいという思いは、まさにhauntingだったよ。 抗えばますます取り憑かれるといった案配さ。 でもこうして夢