1月27日、メキシコの「麻薬妻」の豪華な生活とその裏にある危険を取り上げた。写真は爪にマリフアナの模様を施したクリアカンの女性。昨年5月撮影(2009年 ロイター/Mica Rosenberg) [クリアカン(メキシコ) 27日 ロイター] メキシコ北西部に暮らすティーンの少女たちは「麻薬妻たち」の豪華な生活に圧倒され、幻惑されている。「麻薬妻たち」は美容室でぼんやりと過ごし、デザイナーの洋服を身にまとい、指にはスワロフスキーのクリスタルを付けて輝かせているからだ。 シナロア州では毎年多くの美人コンテストが行われるが、そうしたコンテストに出場する地元の人々の伝説的な美しい外見は、豊富な財力を持つ麻薬密売人たちの目にも止まる。麻薬密売人たちはしばしば、そうした女性を誘拐し、山間の隠れ家に連れ去ることもある。 シナロアの少女にとって、将来の選択肢はそう多くない。有名な麻薬密輸関係者に出会