2016年3月12日のブックマーク (2件)

  • <囲碁:人間vs人工知能>神秘の領域、中央の「厚み」…アルファ碁は計算した

    アルファ碁が5000年間続いてきた囲碁の原理を根から書き換えつつある。核心は中央攻略だ。かつて人間が「厚み」と命名して神秘の領域として残してきた空間を、アルファ碁はついに精密な計算力で征服し遂げている。 第2局は第1局とは違った。対局中ずっと李世ドル(イ・セドル)九段は冷静かつ柔軟、時には果敢だった。特別に失着(誤った手を打つこと)もなかった。むしろアルファ碁が無理な方法と唐突な手を連発した。終盤の振り替わり(フリカワリ)部分は、大きな錯誤のようにみえた。だが、それは人間の目から見た時であった。人工知能の文法は違っていた。 中原(第5線から中央あたり)の運営力においてアルファ碁は優秀だった。序盤・中盤にアルファ碁が右辺に37を置いた時、観戦室はざわついた。イ・ヒソン九段は「にはない手」と言った。アルファ碁が第5線で肩ツキ(相手の石の斜め上に打つ手)したためだ。 通常、囲碁において第3線

    <囲碁:人間vs人工知能>神秘の領域、中央の「厚み」…アルファ碁は計算した
    longlow
    longlow 2016/03/12
  • ロシアでは常飲、米国では販売禁止。シャラポワの薬「メルドニウム」って?(及川彩子)

    テニス界で絶大な人気を誇るマリア・シャラポワ(ロシア)が1月の全豪オープンでのドーピング検査の検体から、禁止薬物『メルドニウム』の陽性反応が検出されたことを発表した。偶然にも同時期に、フィギュアスケートのアイスダンスのエカテリーナ・ボブロワ(ロシア)も同じ薬物での違反が発表されている。 陸上や自転車などと異なり、ドーピングとは比較的縁のない競技での相次ぐロシア人選手の違反、そしてテニスだけではなくスポーツ界全体でも人気のシャラポワの薬物使用とあり大激震が走った。 「今まで飲んできた常用薬がたまたま世界反ドーピング機関(以下WADA)の禁止薬物になったことに気づかなかっただけでは」 シャラポワの記者会見を見て、彼女の言葉を額面通りに受け取り、こう考えた人もいたかもしれない。しかし今回の件には、不可解、そして疑問符がつく部分がとても多い。 居住する米国では販売禁止の薬をなぜ10年も? 今回シャ

    ロシアでは常飲、米国では販売禁止。シャラポワの薬「メルドニウム」って?(及川彩子)
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    longlow 2016/03/12