オポッサム形目 (オポッサムけいもく、Didelphimorphia) は、哺乳綱有袋類に分類される目。現生種はオポッサム科(Didelphidae)のみで構成される。別名オポッサム目[4]、ディデルフィス目(Didelphida)[5]。 分布[編集] 北アメリカ大陸、南アメリカ大陸[6] 形態[編集] 吻は長く、先端が尖っている[6]。多くの種で物に巻きつけることができる尾がある[6]。 指趾は5本[6]。後肢の第1趾が、対向する[6]。 オポッサム属やミズオポッサム属などには育児用の袋(育児嚢)があるが、育児嚢が発達せず皺状にすぎない種や育児嚢がない種もいる[6]。 分類[編集] 以前は有袋目の多門歯亜目Polyprotodontaに含まれていたが[7]、多門歯亜目は多系統群として解体された[8]。有袋類も真獣類と同様に適応放散していることから、下位グループが複数の独立した目として分