那加商店街のメインストリートを西に折れ、しばらく歩いていくと「ギフ屋」の間口から漏れ出た光が夜道にぽっかりと浮かび上がる。暖簾をくぐり中に入ると、店内は細長く奥行きのある造り。入り口から奥まで通路が伸びており、入ってすぐ右手通路脇には4人掛けの座敷席。その向こう側には通路に並ぶ格好でカウンターが設けられている。カウンターの上には大皿にもられた大根や厚揚げの煮付け、炒め物など10種類ほどの料理が並ぶ。 現在の店主・長野恵美子さんのご両親が始めたギフ屋。伊勢湾台風で被災し現在の場所に移転したのは長野さんが小学校5年生の時。中学生の頃から店を手伝っていた長野さんは一旦就職したものの、26歳から本格的に店に立つように。以来、今日まで毎日店頭で客を迎え入れている。数年前にお母様が亡くなられてからは、店主として店を切り盛りしている。朝6時からランチの仕込み、ランチ後休憩を挟み、17時から夜の営業、片付
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