大阪府のマンションの一室から、21丁ものライフル銃や散弾銃が警察に押収された。持っていたのは銃マニアの34歳の男。銃刀法の許可はなかったが、別の法律で合法的に所持していた。捜査員からは法改正を求める声が上がる。 大阪府寝屋川市のマンションを府警が家宅捜索したのは6月14日のことだ。 12人の捜査員がリビングに踏み込むと、無数の銃や銃弾が床に散乱していた。壁に立てかけてあったり、無施錠のロッカーにあったり。和室のベッドの脇にも1丁あった。府警が押収したライフル銃や散弾銃は21丁にのぼった。 部屋の住人は自称IT業の男(34)。捜索の前日、近くの公園で発砲目的で散弾銃を所持していたとして銃刀法違反容疑で逮捕された。この容疑は認めたものの、部屋の中の銃については、捜査員にこう言ったという。「私は銃の販売許可を持っている」 男は2010年3月に散弾銃とライフル銃、空気銃の販売許可を大阪府知事から得