いつもはただのガラス、でも必要な時は情報を映し出す――。そんな機能を備えた「透明スクリーン」をパナソニックが3月22日から売り出す。ショーウィンドーの中のワンピース姿のマネキン人形が、瞬時に同じ服の女性が歩き出す映像に切り替わるといった演出効果をつくり出せるという。 電圧をかけると光の透過率が変わる調光フィルムを2枚のガラス板に挟みこみ、ガラスにも、電子広告を映し出すスクリーンにもなるよう調整した。ガラスをつなげれば大画面のスクリーンになる。邪魔な外光を吸収できる機能もあり、明るい場所でもきれいに見えるという。 ショーウィンドーのほか、ガラス張りの公共施設の壁に観光情報を映すといった使い方もできる。価格は1メートル×2メートルのスクリーンに、プロジェクターや制御機器、照明などの一体システムで、税抜き450万円から。ホテルや空港、商業施設など向けで、2020年度までに1千セットの販売をめざす
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