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思考と人間に関するlotus3000のブックマーク (3)

  • ナスカピ・インディアンの意思決定がリサーチも戦略会議もなしに優れた成果を上げ、おまけに爽やかである理由/カール・E・ワイク『組織化の社会心理学(第2版)』

    ナスカピ・インディアンは、毎日どっちの方向へ狩りに出かけるかを決めるのに、戦略会議を開いたり、マーケティング・リサーチを行ったりしない。 それどころか、情報を集めたり、過去の経験に照らして考えることすらもしない。 彼らはある動物の肩胛骨を火にかざすことで答えを得る。 ナスカピ・インディアンの長老は、肩胛骨にあらわれたヒビを“読み”、その神意を狩人たちに伝える。 狩人たちは、その方向へ出かけていく。 この方法にはいくつかの利点がある(よって現代まで生き残っている)。 まず、この「意志決定」は、純粋な意味で個人の選択でも、集団の選択でもない。 だからたとえ獲物が見つからなくても、誰も責められない。 責められるとしたら、神様が責められる。 第2に、この決定方法は、過去の狩りの影響を受けない。 この場合、彼らが過去の狩りの結果に影響されたとすると、彼らはなんども獲物を捉えた場所へと向かい、動物とい

    ナスカピ・インディアンの意思決定がリサーチも戦略会議もなしに優れた成果を上げ、おまけに爽やかである理由/カール・E・ワイク『組織化の社会心理学(第2版)』
  • 脳は陰謀論を生む機械 神は細部に宿り給う

    分離脳についての実験からは「説明装置」とでも呼ぶべき機能が左脳側にあることが示唆される。たとえ(分離脳の状態になければ右脳から送られたであろう)正しい情報がなくても説明装置はとにかく結論を出す。 端から見ている実験者の立場ではそれはどう見ても作話であるのだが。どうも(少なくとも言葉で説明ができるような)自我は、脳で働いている様々なモジュールがそれぞれ高度に専門化された仕事をこなした後の最終結果しか知らされていないようである。 交通事故などで手足の神経を損傷した患者が「これは私に見つからないように隠れている他人の腕なんだ」とか「誰かが死体の腕をくっつけたのだ」とか、かなりトンデモない考えを抱くようになることがあるという。これは必ずしも現実を受け入れたくないがための通常の精神作用のひとつとばかりとは言えないようだ。 というのも全くの健康な被験者であっても、鏡などを巧みに使ったトリックによって自

  • 『軍隊が必要と思う「動物の脳」、人間を取り戻す憲法9条』

    すくらむ国家公務員一般労働組合(国公一般)の仲間のブログ★国公一般は正規でも非正規でも、ひとりでも入れるユニオンです。 国公労連の中央労働学校(11/6)で、「九条の会」事務局長・東大教授の小森陽一さんの講義が行われました。その中で、markさん(国公一般副委員長)が「日も戦力、軍隊が必要と思っている人にどう対応すればいいのか?」と質問したところ、以下の答えが小森さんからかえってきました。要旨で紹介します。(byノックオン) 「日も戦力、軍隊を持たなければいけない」という考えは、突き詰めていくと、人間を捨てている発想になります。「武器を持たなければいけない」というのは、合理的な思考で言語を操る「人間の脳」を捨てて、「動物の脳」だけを使っている考え方です。 「人間の脳」は「動物の脳」にブレーキをかけて合理的な思考を行います。結果や原因をあれこれ考えて、合理的な思考をめぐらせるのが「人間の

    lotus3000
    lotus3000 2009/11/24
    しかし理性の優位だけで戦争放棄ができるとするなら、それは甘いと思う。平和主義を支える心情というが十分に”動物的”なものであることも考えられる。
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