2007年01月26日 06:30 電気製品の普及や居住環境の変化で日本では「ダッシュ村」などごく一部でしか見受けられなくなった「かまど」だが、その兄弟分たる土製のかまどが、アフリカで大活躍中だという話が[このページ(Sankei Webなど)は掲載が終了しています]で報じられていた。ローテクでさまざまなメリットが現地の状況にぴったりなのだという。 かまどをアフリカなどに普及しているのは、岩手県出身でケニア在住の食物栄養学者、岸田袈裟氏。1994年からかまど作りをはじめ、これまでに10万世帯以上に普及したという。現地ではこのかまど、「エンザロ・ジコ」(ジコとはスワヒリ語で「かまど」を意味するという)と呼ばれ、現地の主婦の家事労働を軽減し、資源節約にも一役買っている。 これまで現地で使われていた火による調理法で使用されていたのは、キャンプなどでよく用いられる「石を3つの足にして支えてマキをく