2008年の液晶ディスプレイは、これまでのPC向けディスプレイとして広く採用されてきたアスペクト比16:10ではなく、16:9の製品が数多く登場した。当初はノートPCのディスプレイで16:9のパネルが採用され始め、AV用途に注力している東芝「Qosmio」、ソニー「VAIO type A」などは1,920×1,080ドット(フルHD)の表示が可能だ。 その後、8月にデルが単体ディスプレイとして国内初のフルHD対応24型液晶を発売。パネルメーカーが21.5型や24型のフルHDパネルを量産し、各社から16:9の液晶ディスプレイが発売された。 アスペクト比16:9の液晶ディスプレイは、動画やゲーム機のワイド映像をフル画面で表示できるというメリットがある。加えて、HDMI入力を備える製品が多い。1,920×1,200ドット(WUXGA)液晶でも、ドットバイドットやアスペクト比固定拡大の機能があれば
2007年の液晶ディスプレイは大型製品の低価格化が進み、特にWUXGA(1,920×1,200ドット)表示対応製品は、多くのユーザーの注目を集めた。IDC Japanの調査によると2007年は、第4四半期に24型ワイドが出荷を伸ばしており、ちょうど、TN形式パネルを採用した安価な製品が市場に出始めた頃だ。また、Impress Watchとgooリサーチのアンケートにおいても、「今後購入したいディスプレイサイズ」の項目で、Watch読者の34.7%が24型を選択しており、最も高い。本誌読者のような詳しいユーザーほど、WUXGAの魅力をよく知っていて、24型ワイドがメインストリームになりつつあると言っても差し支えないだろう。 このような市場背景もあってか、日本の詳しいユーザーが求めている機能を、国内メーカーだけでなく、海外メーカーも積極的に搭載するようになり、ドットバイドット(等倍表示)やアス
4月30日より順次発売 価格:4,725~22,050円 株式会社ネットジャパンは、米Raxco Softwareが開発したデフラグメンテーション(デフラグ)ソフト「PowerX PerfectDisk 2008 Pro」を4月30日より順次発売する。対応OSはWindows 2000/XP/Vista。 パッケージ版の発売は5月22日で、ダウンロード版の発売は4月30日。価格はシングルライセンスがそれぞれ6,195円と4,725円、2ライセンスが9,870円と7,560円、5ライセンスが22,050円と16,800円。 新機能として、指定したファイルのみをデフラグできる機能を搭載。断片化率の高いファイルのみをデフラグすることにより最適化時間を短縮できるようになった。また、ドライブの断片化情報を円グラフで表示する「断片化メーター」、アイドル時にデフラグを自動実行する「StealthPatr
米Psystarは、Mac OS X 10.5 Leopardが動作するミニタワーPC「Open Computer」とミドルタワーPC「OpenPro Computer」を発売した。BTOに対応し、標準構成時の価格は順に399.99ドル、999.99ドル。 Mac OS Xをx86ベースのハードウェアで動作させるEFIエミュレータを搭載したデスクトップPC。Appleが販売するMacintoshと比較して、低価格で高性能としている。 Open Computerの標準構成は、Core 2 Duo E4500(2.2GHz)、2GBメモリ、250GB HDD、±R DL対応DVDスーパーマルチドライブなどを搭載する。OpenPro ComputerはCore 2 Duo E6750(2.66GHz)、750GB HDD、GeForce 8600 GT(512MB)などを搭載する。 標準構成では
【やじうまPC Watch】 ローランド、USBメモリの音楽を再生可能な プロ向け電子キーボード ~キータッチ/音色数にもこだわり 2月22日 発売 価格:オープンプライス ローランド株式会社は、USB端子を搭載した電子キーボード「RD-700GX」を2月22日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は24万円前後の見込み。 ミュージシャン向けステージ/スタジオ用途の電子キーボード。本体背面にUSB端子を搭載し、USBメモリに保存したWAV/AIFF/MP3形式のファイル再生に対応し、ファイルをBGMとして再生しながら、単独でのリハーサルや個人練習などに利用できる。また、SMFデータの再生にも対応している。 また、USBメモリ内部のファイルを特定の鍵盤に割り当て可能な「オーディオ・キー」機能を搭載。瞬間的な効果音や鍵盤連打によるフレーズのリピート再生などにも使用可能。 白鍵盤は
●発展のために創業分野を捨てる理由 Western Digitalというのは不思議な会社だ。おそらく大半の人にとって同社といえばHDDメーカー、ということになるのだろうが、かつては中堅の半導体メーカーだった。いわば本業でもあった半導体関連事業は、'96年前後にすべて売却してしまい、HDD専業メーカーに生まれ変わっている。 現在、世界一のPCメーカーの座にあるのは、Hewlett-Packard(HP)だ。社名の元となったBill Hewlett氏とDave Packard氏が最初に手がけた製品が計測器(オーディオ発振器)であったことは良く知られている。そのHPが世界一のPCメーカーになる前に、創業事業であった計測器や半導体といった事業を別会社(Agilent Technologies)に分社したのは'99年のことだ。 同じ世界一でも、半導体分野となるとIntelになるわけだが、創業時の中核
ここ数年で大きな注目を集めるようになったのが、1,920×1,200ドット(WUXGA)表示対応の大型ディスプレイだ。本誌でもページビューが高く、読者の関心の高さが伺える。メーカー各社もボーナス商戦期に合わせて新モデルを投入している。本稿では、この2007年末に購入できる製品を中心にまとめていく。 2007年のWUXGA液晶ディスプレイは、高機能化、低価格化が進んだ年と言って差し支えないだろう。 高機能化に関しては、表示能力や入力端子が強化されてきた。表示解像度が1,920×1,080ドットのフルHD(High Definition)をサポートしているため、ハイビジョン放送や新世代ゲーム機など、1台にまとめたいユーザーからAV用途での要望が高くなった。メーカー側もこれに応える形で、入力端子にHDMIなどを用意したり、ワイドTVに合わせた16:9での表示を積極的にサポートするようになってきた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く