ブックマーク / obiekt.seesaa.net (4)

  • フランス軍、レバノンへ機甲戦力を投入

    自走榴弾砲と戦車の違い。それは自走榴弾砲が間接射撃を行う目的の戦闘車両であり、戦車は直接射撃を行う戦闘車両である事。その違いです。戦車は直接目標を視認して射撃を行いますが、自走榴弾砲は目標が直接見えていなくても、敵の位置が偵察情報などで把握できていれば曲斜弾道で長距離砲撃を行う事が出来ます。戦車の主砲の有効射程は数km程度ですが、自走榴弾砲の射程は数十kmに及びます。 フランス軍はGCT自走榴弾砲を持ち込む事で、ヒズボラからロケット弾攻撃を受けた場合に対砲迫レーダーで発射位置を特定し、GCTの間接砲撃で反撃を行う気なのでしょう。敵を直接目で見て確認せずに反撃を行うという事です。つまり付近に民間人が居た場合攻撃に巻き込まれる可能性が、戦車による攻撃よりも大幅に高くなります。そもそも間接砲撃は直接砲撃よりも命中精度が低く、数を撃って面で制圧する方式なのです。 これが国連平和維持任務の装備として

    フランス軍、レバノンへ機甲戦力を投入
    lovelovedog
    lovelovedog 2006/11/17
    国連平和維持軍(フランス軍)のすごい武装について。画像あり。
  • 無防備地域宣言を出す事ができる距離

    ジュネーブ条約で定められた無防備地域宣言を地方自治体の条例として制定しようとする運動の矛盾点は以前にも紹介しましたが、簡単に纏めるとこうなります。 条件的問題:敵軍が接触した地帯の付近で占領の為に開放されている地域。宣言先は敵軍。 権利的問題:地方自治体は自国軍への指揮権が無いので、合意が無い限り宣言はできない。 この通り、平時に条約として宣言できる性質のものではないし、宣言には自国軍との全面的な合意が必要であり、そもそも航空機による空爆やミサイル攻撃には無力です。ところが、無防備宣言運動家の間ではミサイル攻撃にも有効だとする解釈を唱える者もあります。「軍隊が接触した地帯」の部分を長射程のミサイルや火砲で攻撃できる範囲と捉えれば、弾道ミサイルにだって有効だ―――そんな主張です。 さて、それでは「軍隊が接触した地帯」とは具体的にどれくらいの距離を指すのか調べてみる事にします。ジュネーブ条約第

    無防備地域宣言を出す事ができる距離
    lovelovedog
    lovelovedog 2006/05/12
    敵がもうすぐそばまで来ていないと、無防備地域宣言は無理だそうです。
  • 読売Weekly記事の矛盾点と小倉弁護士

    読売ウィークリー4月17日号(4/4発売)の記事に、小倉弁護士がコメントを寄せているようです。 大流行「ブログ」でストーカーに狙われる [読売ウィークリー4月17日号]大流行の兆しを見せている「ブログ」。国内の開設数はすでに100万サイトに上り、場の米国では、マスメディアと並ぶ「第五の権力」と呼ばれるほど影響力を増している。「日記感覚の手軽さ」が人気の秘密。だが、そこに意外な落とし穴が待ち構えている。さらに、非道な個人攻撃の温床となる危険性さえはらんでいるという。(誌 滝沢聡) 内容は三つのパートに分かれています。 ・「日記感覚」で被害:20歳代半ばのA子さんはブログを日記感覚で更新し私生活を公開、ストーカーの被害に遭う。 ・「誤報」が広がる:トラックバックを用いて交流の輪が広がるブログは、誤報が広がりやすいマイナス面も持つ。 ・ブログの「2ちゃんねる化」:匿名で行われる批判集中、個人

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  • 謎の永世中立国トルクメニスタン

    世界には永世中立国が四つあります。スイス、オーストリア、リヒテンシュタイン、トルクメニスタン。リヒテンシュタイン公国は実質上スイスの保護下にある国なので、三つであると考えた方が良いかもしれません。 ちなみにスウェーデンは国際社会が認める永世局外中立国ではなく、政策として永世中立を標榜していましたが、2002年に中立政策を放棄しました。 最近のスウェーデン情勢 [日外務省HP]2002年2月には与党社民党、野党穏健党、キリスト教民主党、中央党が、テロ対策及び欧州の戦争にスウェーデンが積極的な役割を果たすことを目的とした「新ドクトリン」を採択した。 さて問題はトルクメニスタンです。旧トルクメン共和国、以前ソビエト連邦の一部であったこの国は、独立後の1995年に国連総会で永世中立国として承認された最も新しい永世中立国です。ですが日では話題に上る事が少ない謎の国・・・スイスやコスタリカを見習う

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