顕微鏡の技術を応用した強力な防振機構 オリンパスとしては初めて、手ブレ補正機構に対応したデジタル一眼が「E-510」だ。補正の方式は、キヤノンやニコン、パナソニックなどが採用するレンズシフト式ではなく、ソニーやペンタックスと同じく撮像素子シフト式を採用。装着する全レンズでブレ補正が機能する。 ブレを打ち消す方向に撮像素子を瞬間的に移動させる基本原理は、これまでの他社製品と同じである。ただし他社技術の流用ではなく、オリンパスが独自に開発したものだ。特徴は、撮像素子ユニットを移動させる駆動源に、超音波モーター(SWD)を使っていること。 通常はユニットが画面中心に位置し、強い摩擦力で保持されている。この状態では電源の消費はない。シャッターボタンを全押しした瞬間に、ブレ量に応じた超音波振動が加わり、瞬間的にユニットが移動する。 同社の説明によると、E-510が採用するフォーサーズシステムは、手ブ
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