先日、上場後初の株主総会を終えました。とある懇親会の席で株主総会の話の流れで「今年度も頑張ります」と言ったところ、他の会社の方から「社長が『頑張る』とか『頑張れ』というのは良くないですよ。余裕のない会社と思われて若者が離れていきますよ。」と言われました。私としては、意外なリアクションに面食らって理由を問うと、「最近の若者は『頑張ら』なくても高い給料が貰える会社に就職したい」のであって、「そもそも最近の若者は『頑張る』ことに慣れてない」し「『頑張る』のは格好悪いと思っている」ので、「上司が『頑張れ』と言うとしらけるだけで結果は出ない」のだそうです。 「しかし『頑張る』ことが個人の成長になり、会社の成長にも繋がるのではないですか?」と問うと、「一昔前だとそうでしょうが、目指すものが無い連中に『頑張る』という言葉は響かないんです。一管理職や一企業でどうにかなる問題ではありません。先日も『10年は
海外旅行に出る若者が減ったという。お金もなく好奇心も薄れたせいだという。どこかの動画サイトのイベントでは、発言した人の風貌をおもしろおかしく画面にコメントし、その人の前で笑い合ったという。そういう話題をネットで見かけては、うんざりする自分がいた。そんななか、梅田さん(id:umedamochio)の6/29のエントリーにある講演録を読み返し、胸が熱くなった。梅田さんの話も、引用されているシリコンバレーの著名人の話も熱く、ひたすら真面目だ。そこには濃密な生き方があり、ひたむきな何かへの熱意がある。世界には、ひたすら真面目に生きている人がいることが分かる。その人たちは、自分の理想を持って、とにかく熱い気持ちを持って働いている。人間それぞれの能力には限界があるし、誰もがシリコンバレーの有能な人たちのように偉大なことはできない。だけど、熱く生きたり、真面目に生きることは、誰だってできる。それがいい
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